根拠のない自信だけで生きてきた

ふざけた事を真面目に考察するネタブログです

[Alexandros]はただの邦楽ロックに成り下がった。

今最も勢いのあるロックバンドといってもいいであろう[Alexandros]。彼らは夢を捨ててしまったんではないだろうか?

 

BUMP OF CHICKENロストマンで夢を捨てることを歌った。夢を捨てそれでも前に進んできて、そうしてたどり着いた道をここが正解だと歌った。

[Alexandros]も今まさに夢を捨て、新しい道に踏み出したんではないだろうか。

 

バンドの分岐点を明確に判断するとても単純な方法がある。

それは英詩メインだったバンドが日本語を織り交ぜてきて、徐々に日本語メインになって行くことだ。英詞メインで歌っているバンドがなぜ英詞で歌っているのかといったら、ルーツが洋楽だからだ。洋楽に憧れて音楽を始める。そしたら当然目指すものが洋楽なんだから英詞になる。英語の勉強から始めるのがそういうバンドの特徴だ。

勉強は全然できないのに英語だけ必死で勉強してるバンドマンいませんでしたか?

悲しいことにそういう奴に限ってその英語すらできない。

 

洋楽から入って日本語で歌うバンドもいるだろうが、そう言うバンドはだいたい日本で売れることを目指している。目標が違うのだ。英詞で歌うバンドは海外で、洋楽の一つとして売れることを目指しているのだ。

当然日本で売れたいなら日本語で歌う方が確実だ。事実英語の曲で日本で大売れした日本人バンドなんてほぼいないんではないか。

 

[Alexandros]もまさにそれ。完全にルーツがUKロック。

もともと彼らの目標はイギリス最高峰のフェス、グラストンベリーフェスのヘッドライナーになること。わかりやすく言うとOasisとかが出る舞台。世界一のロックバンドってことだ。だから初期の曲を聴くとまさにUKロック丸出しの英語歌詞。まず日本人の一般受けはしない音楽だった。

 

 

クッソかっこいいな。こんなカッティングとスラップ完全に使いこなした曲今のバンドで作れるやついないだろ。

 

この曲を聴いたときに、あぁ本気で世界を狙ってるんだなと思った。このころは[champagne]って名義。名前自体もOasisの曲名からとったらしい。そのころは川上洋平も見た目を売りにすることなんかもちろんなかった。それからしばらくして彼らがフランスのシャンパーニュ地方から訴えられ、名義変更を余儀無くされたことを知った。まぁ別に名前が変わったところで何が変わるわけでも…と思っていたんだが…

 

 

それがしばらくして久しぶりに聞いたらこれだ。

 

 


[Alexandros] - ワタリドリ (MV)

 

言わずもがな [Alexandros]を爆発させた大ヒット曲。だが最初に聞いたときはあれ?メンバー変わった?と言うか川上以外全員変わった?と思った。いや、実際邦楽ロックとしては他のバンドを寄せ付けないほどの曲の完成度で、だからこそ今の人気があるんだと思う。曲自体も当然普通にかっこいい。

 

だけど…なんと言うか…

普通の邦楽ロックじゃんこれ…。

 

UKロックの面影はあるが、完全に構成が邦楽のそれ。どうしちゃったんだヨウペイン。あの頃は前髪で隠していた顔も気づけば前髪は短くなり、イケメンヅラをたらしこんでやがる。メガネで三つ編みだった東城がコンタクトにして髪を解いてしまった気分。違うんだよ東城。お前の良さはそこじゃないんだよ…。

 

売れるのはわかる。実績としてはそれなりに下積みもあり、それだけの実力がある。[champagne]時代にもCityなんかで邦楽ロックよりの曲はやっていたし、そう言う曲ができるのなんかずっと前から知ってた。

 

でも…当時[champagne]が目指していたのはそこじゃないはずだろう。

 

 

 

クッソかっこいい…

このころの[champagne]はどこに行ってしまったんだ。

[champagne]と言う名義とともに世界一のロックバンドは諦めてしまったのか。鼻に絆創膏張ってしまうような厨二感が心を揺さぶってくれたんじゃないのか。

 

地味で目立たなくてもそれでも良さがあったから東城が好きだったのに…お前が目指すのは西野じゃないだろう!お前が可愛さを求めたって西野には勝てないだろう!

 

 

洋楽ロックは日本ではヒットしない。どれだけOasisが世界で売れようと、日本で大ヒットすることはない。だから日本寄りに移行するのは別に悪いことではない。

でも[Alexandros]。お前らの目標はグラストンベリーフェスのヘッドライナーになることじゃなかったのか。

 

I wanna fly so high Yeah,

I know my wings are dried

「翼仰げば」って人は云うその向こうにあるは無情

飛べる者 落ちる者

誰も見てない 気にも留めない それでも飛び続けた

 

 改めて聴いてみると、ワタリドリはまさに[champagne]時代のことを歌った曲なんじゃないかと思う。完全に僕の妄想だけど。

 

傷ついた言葉乗せ運びたいから

追いかけて届くよう僕等一心に羽ばたいて

問いかけて嘆いた夜故郷は一層輝いて

ワタリドリの様に今旅に発つよ

 

UKロックに憧れて、パクリ疑惑や名義変更などの壁にもぶつかっても一心に羽ばたいて、それでも超えられなかったのが洋楽との壁なんじゃないかな。

メジャーに移ってからとか、いろいろな憶測はできるけど彼らはいわゆる邦楽ロックバンドになった。UKロックの面影は曲を重ねるごとに薄くなっている。確かに日本では確実に今の方が評価は高いだろう。でも、そっちに進んだら世界一のロックバンドになんかなれないだろう。そっちにあるのは良くて紅白ぐらいだろう。

 

ワタリドリの様に

いつか舞い戻るよありもしない

ストーリーをいつかまた会う日まで

 

こんな [Alexandros]は見たくなかったなと思うけど、舞い戻ると言ってくれた川上洋平がもう一度世界を目指すことを期待したいと思う。元の三つ編みメガネに戻ってくれ洋平。教室の隅でこっそり小説を書いている地味系女子に戻ってくれ東城。

 

それまで僕はもう一度イチゴ100%を読み返すことにします。

ちなみに僕は西野派でした。

 

以上です。

 

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ヤバT、岡崎体育とかはにわか向け邦楽ロック。

ギャグ枠のバンドが嫌いなんですがこの気持ちわかります?

 

 

ヤバTの『集まれPARTY PEOPLE岡崎体育『MUSIC VIDEO』

 

 

めっちゃ売れましたね。でもこの辺聞いてるのって多分邦楽ロックをガチで好きな層ではないと思う。というか普段はEDMとか聞いてるウェイウェイ系がこぞってネタとして聞くような音楽。高校大学の文化祭ライブでやりそう。で一定の評価を受けそう。

 

だって分かりやすいんだよね。

ネタに走れば聞く側、見る側は笑えばいいんだってわかってとりあえず笑いに行く。岡崎体育のライブ一回見に言ったけど確かに面白かった。音楽を普段行かない友達と行ったけど、そいつはめちゃくちゃ良かった!って言ってた。普通の音楽ではこうはいかない。

 

良いか悪いか。この1点でだけ勝負しているのが普通のバンドで彼らはそこの横道をいく。良い音楽をやる必要がないからね。面白いか面白くないか。音楽性なんて二の次。

 

しかも見る側はそこまで面白さを期待してないからハードルがそもそも低い。

 

YOUTUBERが受けるのと同じ原理。YOUTUBEの【ど素人】という前提があった上で、素人なのにまぁまぁ面白いのが評価されるのだ。これが面白さのみの土俵で芸人との勝負になったらそもそも勝負にならないレベルで大差の敗北だろう。

 

クラスの地味系女子が意外とモテるのも同じ原理。可愛い子軍団の中では可愛さが評価されるけど地味系女子では地味なのに意外と可愛いと評価を受けやすいのだ。地味子が可愛い子軍団に入ったら普通の子だ。可愛いで勝負してないのにまぁまぁ可愛いからモテるのだ。オタサーの姫も同じ原理。

 

音楽という土俵にいるくせに面白い。彼らは土俵で相撲を取らずにダンスを踊る。それが意外とうまい。だからアイツめっちゃダンスうまい!って評価になるのだ。相撲を取れ。

 

あるあるネタは誰にでもわかりやすく受けやすい

 

お笑いの土俵でも一番手っ取り早く受けやすいのが「あるあるネタ」。

本質的な面白さ以前に共感性を売りにする。別に対して面白いわけでもないのに「ウケる」。共感性にウケるというのが僕が笑いとはまたちょっと気がするんですよね。

モノマネとかもそう。似てる〜って。似てる=面白いという構図なんか違くね?

 

あるある探検隊とか、何が面白いのかよくわかりません。

ジジイがババアに甘えだすって何が面白いんじゃ。…いやちょっと面白いな。

 

あるあるネタってやっぱり誰にでも「わかる」んだよね。あーわかるーつって。良いか悪いかはわからないけど言ってることは「わかる」。そりゃあわからないよりわかる方が面白い。だから全然知らない人のお笑いを見るよりなんとかく共感できる方が面白くは感じる。音楽でも知らない音楽を聴くと、どうしても【良い】か【悪い】か、普段音楽を聞かない人からするとわからないんだよね。

 

急に横からメンバー出てくるって。いやわかるけどだから?って言う。

 

音楽なんてやっぱり人によって好みは大きく別れるものだ。だからバンドもどの層を狙うのか?誰に聞いて欲しいのか?それを考えながら曲を作るだろう。

でもあるあるネタやネタ音楽をやるバンドはそこを絞らない。誰でもわかりやすく共感しやすいネタをやる。ビジネスとしては大正解だよね。実際売れてるもん。

 

実際に前述の音楽をあまり聞かない友達も、フェスとかに誘うと乗り気ではないのに岡崎体育のライブなら行きたがる。面白い!つって。

 

 

でもやっぱりそう言う音楽が売れるようになって、どのバンドをそこを目指したら音楽は終わりでしょ。面白いが欲しかったらやっぱりお笑いを見るもん。

ライブでも体育くんはネタ系の音楽しかやらなかった。盆地テクノやってくれ。そっちが見たいファンもいるんじゃ。

 

書いてて思ったけど、やっぱり音楽を普段聴かない人って、何が良い音楽で何が悪い音楽か。自分の好きな音楽か嫌いな音楽か、それ自体がよくわからないんだろうなとおもった。自分も芸術関係は何が良いか悪いかよくわからないけど、猫展とかわかりやすければ興味がわく。ギャグ枠の音楽が狙ってるのはまさにそこなんでしょうね。

ギャグ枠のバンド。確かに面白いかもしれないけど、それじゃガチ邦楽ロックファンは見向きもしないぞ。

青春パンクとは一体何だったのか

メディアにジャンルごと食い物にされた音楽、それが青春パンク。

 

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2000年代前半ごろに一気に人気が集中して一気に弾けたジャンルだ。代表的なバンドは人によって異なると思うけど、僕はゴイステ、太陽族ガガガSPとかその辺りだと思う。僕が音楽などハマりしたきっかけ。10代の恋愛とか友人関係とか人生観の悩みを想いのままぶちまける。メロディよりも歌詞を重視した音楽性。大好きなジャンルです。今でも定期的に聞いているし未だに心に響くものがある。

 

なぜ青春パンクは一気に広まり一気に消え去ったのか?今日はそれを考えて行きたいと思う。

 

ジャンルの定義が曖昧すぎた。

 

一番の要因はこれ。青春パンクと検索すると上がるバンドはサイトによって多種多様。これが青春パンクという明確な定義がない。例えばロックとかポップスは明確な定義付けはないにしても曖昧ながらみんなれっきとしたイメージがある。でも青春パンクにはそれがない。

 

Wikipediaによると青春パンクは175Rロードオブメジャーが代表的なバンドと書いてあったが僕は全く違うと思っている。青春パンクは青春の思いの丈をフューチャーしたものであって、上記の2バンドはどちらかと言ったらメロディー重視で歌詞は別に普通だ。

 

僕個人としてはゴイステの「童貞ソーヤング」こそ青春パンクであり、そこからジャンルとして爆発したと思っている。


童貞ソー・ヤング 歌詞付きPV【GOING STEADY】

 

 

まぁ要は衰退した理由はそこだよね。人によってイメージがかなり違う。

 

流行の当時はまさにそれが顕著で出てくる若手ろっくバンドは誰も彼も青春パンクとジャンル分けされた。それを狙ったバンドもいれば全然狙ってないのに青春パンクに振り分けられたバンドも数多い。

 

B-DASHジャパハリネットなんかはまさにで、B-DASHはキャッチーなメロコアと言うのが本来の立ち位置。ジャパハリネットは歌謡曲だ。

 

なぜジャンルが明確でないと衰退するのかというと、人が青春パンクを聞きたいと思って、調べたバンドを求めているものとの違胃が生まれるからである。例えばゴイステみたいな音楽を聞きたいと思ってバンドを調べ、B-DASHを聞いたら絶対に求めているものとは違う。175Rなんかも全く違う。

 

本来のジャンルの広がりと違うメディア戦略としても広がり方をしてしまったせいで、視聴層がジャンルを固定できなかったのである。

 

そもそも青春パンクって結局なんなのか?

 

青春パンクはその場の思いを大声で歌うみたいなイメージだがB’zが大声で「ウルトラソウ!」(はい!)って言ったところで青春パンクではない。青春にソウルはいらない。大声だけでは違うということだ。

では悩みや主張という部分が大事なのか?ミスチルの曲はメッセージ性が強いが青春ではない。あれはアダルティーな雰囲気がどうしても抜けない。

 

 

青春パンクなんてジャンルはロック、ジャズなんかと違い、ロックバンド、ジャズミュージシャンと違い、青春パンクバンドということ自体が間違いなんではないかと思う。

 

なぜなら青春パンクは曲の雰囲気だけだからである。悩みや主張を大声で歌っていたら青春パンクと言われがちだが、スピッツがロビンソンを大声で歌ったら青春パンクだろうか?

 

違うだろうって書こうと思ったら草野マサムネがやったらそれっぽくなりそうで困るな。「だーーーーー!!!!!!れも触れないーーーーー!!!!」って。

でもそれはおかしいだろう。

 

要はバンドとしての定義ではなく、バンドの中の数曲しかないのだと思う。

 

ゴイステなんかは青春パンクと言える曲は数える程しかない。銀河鉄道の夜、BABYBABY、彼らの曲はそのほとんどが昭和の歌謡曲を思わせるような情緒のあるものだし、バンド自体が青春パンクと言われるのは違和感がどうしてもある。

全体を通して青春パンクなバンドなんてそれこそ太陽族ガガガSPぐらいじゃないか?

 

ジャンルとして狭すぎるのである。まぁやっぱり青春パンクとはその名の通り、青春のように儚くて定義できない淡いものなんでしょうね。そこに無理に定義ずけしようとする方が無理なのかもしれません。

 

青春時代の淡い時代にもう一度戻りたいな〜と思う三十路でした。

以上です。

 

いや、尾崎世界観はイケメンではないだろ

尾崎世界観がイケメン扱いされているのに女の人間性が出ている。

 

お前はいとうあさこを見てイケメンだと思うのか?よーく目ぇかっぽじって見比べてみろ。瓜二つだろあんなもん。

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女はすぐに売れているバンドマンをすぐにイケメン扱いをする。野田洋次郎はキレイなホンコンだし、米津玄師は馬。谷口鮪のフェイスサイズよく見てみろ。

 

勘違いしないで欲しいのは、彼らの音楽性は素晴らしい。

僕も大好きな人たちだ。でも僕は音楽を聞くのであって、音楽を見るわけじゃない。アーティストの顔面なんてどうでもいいはずじゃないのか?

 

確かにるろ剣を読んで剣心かっこいーとなった後に、和月の写真を見るとかなりショックなのはわかる。顔を出してない漫画家はどうしたって主人公のイメージがついてしまう。そのイメージと顔がかけ離れてたらショックを受けるのはわかる。

 

だからと言ってカッコイイ音楽をやっているバンドマン=イケメンは流石に暴論ではないのか?[Alexandros]は顔が曙だったら聴かないか?聴かないかもな。

 

 

女はカッコいい音楽を聴くとすぐにイケメンに見えてしまう。

 

音楽というのは不思議なもので女の脳のシワを激減させる効果を持っている。

カラオケで普通の顔面の男がまぁまぁ上手いだけで「カッコいい…」ってなる現象。

 

もちろんカッコいいと思うのは正しい反応だと思う。でもカッコいいのあくまで音楽である。容姿と音楽は基本的に相容れない。音楽がかっこいいからそのバンドが好きはイコールで繋がるが音楽がかっこいい=イケメンは全くの別問題ではないのだろうか。

 

ここまで女だけを差別しているように見えるから理由を書かせてほしい。

男はシシャモを見て可愛いということは思うことはある。曲が可愛いから歌ってる朝子も可愛い気はしてしまう。だがその辺男は冷酷だ。歌っている時以外の朝子を可愛いと思うことはなんてない。

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ブス可愛いという言葉今後一切使うのをやめろ。うんこいい匂い!と言われて嬉しいやついるか?オブラートに包んでるつもりかもしれないが言われた側はブスしか頭に残らん。だからと言って【「ブスかわいい」じゃない「ブス」だ】もやめろ。そんなことを記事として書くな。

 

朝子を容姿的なの意味で可愛いと思う人なんてごくごく稀。そいつはきっと渡辺直美もかわいいと認識してる。

 

でもなぜか女はすぐにイケメンという扱いに走る。自分の好きなものがイケメンでないなんて許せないんですかね?自分だけはあの顔の良さをわかってる的な?残念。あなたは脳のシナプスが崩壊して視界に入る映像が歪んでいるだけです。歪んでこそ初めてイケメンに見える顔面。それってイケメンなんですかね?

 

ここまで書いてきて思ったけどもしかして女は遺伝子レベルで考えてんのかな?自分がその人との子供を産んだことを考えるとイケメンであってほしいという願望か?女が子宮でものを考えるという意味がわかった気がする。

 

好き=イケメンである必要なんてないね。

 

ここが男女の価値観の違いだと思う。女はすぐに恋愛に持っていく。だからホストにハマるのだ。男はキャバクラにハマったとしてもいろいろなキャバクラに行く。色々な娘と遊ぶのが普通。キャバ嬢に恋をするのはガチでモテないおっさんぐらいだ。でもホストは基本永久指名制。惚れさせることが前提だ。

 

好きなバンドがどんな曲を出しても無条件で好き。なぜならそれは恋だからだ。好きな人のすることは全部好きなのだ。それが女という生き物。そして覚めた瞬間に一気に解散。そこには跡形も残らない。嫌いになった元彼の挙動一つ全て嫌いになるのだ。だから女に好かれると急に売れて急に消える。なぜなら「好き」の次には「嫌い」しか来ないからだ。「好きだった」事実すら消し去りたくなるのが女というものだ。

 

どうせ女は尾崎世界観が坊主にしたら一気にファンをやめる。スラムダンクの桜木が坊主にした瞬間女の阿鼻叫喚が集英社に殺到したらしい。容姿が変わったって音楽は変わらないのにね。

 

まさに恋に恋した中学生のような状態。それを死ぬまで続けて行くのだ。クリープハイプの音楽を愛するのが男で、尾崎に恋をするのが女だ。でもそれってどうなんですか?音楽をちゃんと聞いているんですかね?川上洋平は本気で音楽をやってるのに、洋ペインかっこいい!で川上が喜ぶんですか?

 

MVの映像が進化したことで確かにかっこよく見えることはある。でも音楽はMVがメインじゃないでしょ。バンド側だって本来は音楽は「聴いて」欲しいだろう。

 

音楽は見るものじゃありません。聴くものです。ブサイクでもいいじゃん。

イケメンじゃなくても音楽がかっこよければ、そいつらはずっとカッコいいんだから。

 

 

BUMP OF CHICKEN,ELLEGARDEN,アジカン,太陽族,あの頃好きだったバンドはいつになっても僕は嫌いになれないだろうなぁ

中学にBUMP OF CHICKEN天体観測で邦楽ロックに興味を持ち、アジカンの君という花でそれは加速して、ACIDMANの赤橙でがっつりハマった。


Asian Kung-Fu Generation - Kimitoiuhana -A Flower Named You-


ASIAN KUNG-FU GENERATION/君という花(kimi to iu hana)-live-

 

それからELLEGARDENメロコアにも馴染んでゴイステで青春パンクまで広がった。

 

同年代で邦楽ロック聴いてる人なんてバンドは違えど大体おんなじ軌跡を辿ってると思う。

 

思えば音楽っていうのは嫌気がさすぐらい思い出に密接に絡んでいて、

マイナーな音楽が好きでavengers in sci-fiとかgroup inou

とか聞いていた22歳の頃の彼女はその時まだメジャーではなかったサカナクションを教えてもらって、今だにサカナクションを聴くとその人を思い出す。

 

3年前に付き合ってた原宿のショップ店員はLiSAが好きでフェスなんかでも一緒に見に言ったせいでLiSAはその娘を思い出すし、ELLEGARDEN細美武士がガチで好きだったあの娘のことは細美の声を聴くたびに顔がちらついて、今はだいぶ聴きづらくなってしまった。

 

太陽族を聴くと高校の通学路を思い出すし、RADWIMPSを聴くと実家でずっと流してた毎日を思い出す。

ガガガSPは音楽好きだった友達を思い出すし、ワンオクはダサかったアイツが好きだった。

 

 


ガガガSPライブ「線香花火」@長田大行進曲2017

 

今、パンプは万人受けするような当たり障りない曲作ってるしアジカンは政治に口出して世間に敬遠され、ELLEは解散。細美武士monoeyesとハイエイタスで好きな音楽やってる。ゴイステの峯田は俳優。

 

あの頃好きだったバンドはもうあの頃の音楽はやっていない。

もちろんそれが悪いことだとは思わないし、彼らは彼らで成長して今があるんだろう。

僕も前みたいに新曲を楽しみに待ったり、熱心に聞くことはなくなった。

書いてて思ったけど、そう言えば洋次郎はずっと変わらず精子の話ばっかりしてるな。

 

 

あの頃僕が好きだったバンドは、あの頃僕が好きだった音楽はもうやっていないけど、なんでかわからなけど、例えば今後彼らが例え音楽を辞めても、例えば藤くんがアイドルソングとか始めたとしても、ごっちん汚職政治家になっても、峯田が性犯罪者になっても、きっと彼らのことを嫌いになることはないんだろうなぁと思う。

 

 

それだけ彼らが僕に与えた影響は大きかったし、音楽関係の仕事なんかしてないけど、それでも彼らの音楽に出会ってなかったら、好きになってなかったら僕の人生は良くも悪くも全く別の方向だった自信はある。

 

男は別名保存、女は上書き保存とはよく言ったもので、これから先にどんだけ好きなバンドが出てきたとしても、きっと僕の中の彼らを超えることはないんだろうな。

こーゆーのも女の子は上書き保存なのかな?

 

 

男とは我ながら自分勝手なもので、彼らもきっとあの頃やっていた音楽が今もきっと本当にやりたい音楽で、世間の流れとか求められるものがあって違う音楽をやってるんだと思うし、あの頃付き合っていたあの子もきっと今でも本当は僕のことを好きなんだろうなぁと本気で思ってしまう。

 

 

オヤジ世代とかが聞く音楽を僕らは理解できないことは多いけど、それはきっとぼくらも同じで、僕らが好きな音楽はやっぱりこれからどんな音楽が流行っても、あの時の音楽が一番なんだろうな。

 

そんで子供が生まれたらそれをきっと理解してもらえないんだろうな。

 

未だに「君という花」は僕の中でずっと一番好きな曲で、あの曲を初めて聴いた衝撃を、きっと超える音楽に出会うことはこれから先にもないと思う。

 

そんできっと僕の下の世代に「君という花」を聞かせても、きっとその衝撃はわかってもらえないんだと思う。

 

でもきっと下の世代も子供の世代も孫の世代も。彼らにとっての衝撃はきっと別の音楽で出会って、それに影響されて、彼らの中で「あの頃好きだった音楽」としてずっと残るんだろうなぁ。

 

 

太陽族を久し振りに聞いて、色々と思い出してこんなことを書いてみました。

以上です。

 

邦楽ロックってまだサブカルの域を出ないのだろうか?

最近ツイッターを見ていて驚いたことがある。

邦楽ロック好きの女子のとこを所謂サブカル女子と呼ぶようだ。

 

確かに僕が学生時代だった10〜15年前ぐらいまで、邦楽ロックはサブカルに近いものがあった。

 

その頃メインストリームに乗ってるのは、宇多田、浜崎あゆみモー娘。

ミスチルやGRAYのようなPOPSがメイン。

ロックといっていいのはラルクORANGE RANGEぐらいなもん。

 

BUMPやアジカンなんかはほぼ間違いなくサブカル。アニソンになったりはするもののCM曲には使われないし、好きな人は好き。メインカルチャーとは言えないものだった。

 

だが今はどうだろう?

クリープハイプは映画の主題歌になり、ONE OK ROCKはCM曲にも使われている。

邦楽ロックの祭典「ROCK IN JAPAN」では4日間で27万人を動員。

開催日は電車も特別号を用意するほど。

 

もやは好きな人は好きではなく、ほとんどの人がジャンル自体は認定しており、学生に至っては知らない方がおかしいぐらいになってきている気がする。

 

もちろん今だにメインカルチャーと言われるのはEXELEやAKB、乃木坂。

そのあたりのことだろう。

 

そう言えば椎名林檎なんか僕らの学生時代なんかはまさにサブカル音楽の代名詞とも言われる存在で、好きな人自体も変わり者が多かった。

高校生のあの頃椎名林檎を聴きながら髪をピンクに染め、リストカットのあとをシュシュで隠していた秀美ちゃん元気ですか?今もリストカット続けてますか?

 

そんな椎名林檎がオリンピックの演出を担当していたことには驚愕した。

確かに日本風ロックと呼べるような音楽ではあるし、それをやること自体に違和感があるわけじゃあないが、オリンピックという世界が集まる舞台で日本代表して演出を披露。テーマソングまで担当。


椎名林檎 - NIPPON

 

確かにここまで有名になったのは一部の人だけ。ジャンル自体がメインカルチャーではないのかもしれないが、ここまでいったら一般化したらもはやサブカルじゃないんじゃないのか?

 

ではなぜ今だに邦楽ロックがサブカルと呼ばれるのか?

 

その原因はロックというジャンル自体。

ロックは海外のものという認識が強いように思う。

 

この前同僚とどういう音楽を聴くのか?という話になった時に、邦楽ロックといったら、

「日本語のロックってダサくないですか?」

と言われた。

 

まさにこれがその象徴とも言えるんではないだろうか?

実際僕個人としては好きで聞いているんだが、30歳になって大手を降って邦楽ロックが好き!というのはちょっと気恥ずかしい気もする。

 

実際聞いているのは学生が圧倒的だろうし、昔聞いていた層も大人になるにつれ徐々に離れていっている気がする。

そんな僕は最近マイケルジャクソンのかっこよさを再認識してしまい、邦楽ロックしか聞かなかったのが、徐々に洋楽に流れてきている。

 

そもそも音楽の好みなんて感性の問題で、何が好きで何が嫌いかなんて人それぞれ。

どっちがいいどっちが悪いなんてことはない。

子供向けの音楽が好きな大人がいることはおかしいことじゃないし、幼少期からクラシックしか聞かないなんてませた人もいるだろう。僕は今だにカラオケに行くと「おジャ魔女カーニバル」を熱唱します。俺まじ名曲。

 

 

だから何も恥ずかしいことじゃないんだが、やはり一部のメインカルチャーしか知らない人にとっては、邦楽ロックなんか聞いてるの?

というジャンルなのだろう。

 

それに対してこちら側は変な気恥ずかしさを持ってしまうから、

いつまでもメインカルチャーにはなれないんじゃないだろうか?

 

そろそろメインカルチャーぶって、好きな人がみんな堂々と声をあげれば、そのうちメインカルチャーになるんじゃないでしょうか?

 

本日は以上。それでは。

クリープハイプ『HE IS MINE』歌詞考察。歌詞の意味。

まず初めに言っておくと、クリープハイプというバンドはあまりにも直情的でリアルに思った感情をそのまま歌詞として書き出すタイプのバンドである。

 

その場のノリで歌詞書いてるんじゃねえか?という曲も多数存在する。

 

 

だからこそ僕は好きなのだが、それを考察するというのはもはや酔っ払いの愚痴を考察するのと同じレベルで難解であり、考察する必要ある?そもそも意味ある?とすら思えるものである。

 

実際改めてクリープハイプの曲を聴くと聞けば聴くほどこれリズム重視で意味なくね?という歌詞も多数あったのだが、それらを踏まえた上でも、あえて無理矢理に考察していこう。

 

今回考察するのはまず、ライブでも必ず演奏される代表曲でもある『HE IS MINE』

 

 

 

「今度あったらセックスしよう」が言いたかっただけ問題。

 

これはさすがに失礼かもしれないが、正直割と的を得ている気がする。

 

そもそも曲の歌詞に複雑な心情や気持ちを含めているタイプのバンドやアーティストはいると思うが、歌詞を書いている人はだいたいただの人間で、作家やポエマーなんかではない。伏線を張って最後にどんでん返しとか、壮大なストーリーを歌詞に込める人もいるとは思うが、ほとんどの世に出ているアーティストやバンドの曲なんて、そこまで深い意味があるものの方が少ないんじゃないだろうか。

 

 どこで読んだかわからないけど何かの記事で尾崎さん本人が

「この曲はファンに育ててもらった曲」と言っていたらしい。

この言葉を聞いても元々はライブで必ずやるような曲のつもりで作ったものではないことが伺える。

 

つまりライブでやるたびにファンが必ず盛り上がってくれるからこそ毎回やるようになり、代表曲と言われるまでになったんじゃないだろうか。

 

では本題に入ると、個人的にはバンドで飲み会をしていて、「今度会ったらセックスしよう」って歌詞よくない?から始まって実際に曲を作るまでしちゃった悪ふざけ的な曲の感じがするのは僕だけだろうか?

割と確信をついている気がするが、それで言ったら話が終わってしまうのでちゃんと考察してみよう。

 

【he is mine】直訳すると【彼は私のもの】という部分から女性目線の曲であることは間違いない。

 

みっつ数えて彼女になって よっつ数えて大人になったよ

今度会ったら何をしようか もうこれで終わりかもな

 

 みっつ数えて、よっつ数えてというのはおそらく時間の早さの表現で

気づいたら彼女になっていて、そしてすぐに大人の関係になっていた。

彼女側は今後どこに行こうかと考えながら、もしかしたらこれは遊び(ワンナイト的な)でもう終わりかもしれないと考えているのだろう。

 

愛・・・・してない訳 無い・・・・けどさ

 

 この言葉はおそらく彼女側ではなく、

彼女がに「私のこと愛してる?」などと聞いた後の答えかと思う。

男の歯切れの悪いながら「愛してないわけじゃない」という返答に戸惑いながらそれが頭の中で繰り返される。

 

みっつ数えて何が始まる よっつ数えて曲が始まる

なんだ世界は幻だった もう何もないかもな

みっつ数えて悲しくなった よっつ数えて楽しくなった

なんか意味がわかんなくなった もうこれで終わりかもな

 

「愛してないわけじゃない」という言葉を考えるうちに、結局この恋は幻で、

中身は何もない。

 

そして極め付けがこれだ。

 

今度会ったら何をしようか

今度会ったらキスをしようか

度会ったら何をしようか

今度会ったら 《セックスしよう》

 

この言葉が男が言った言葉なのか、彼女の想像の中の男が言った言葉なのかはわからないが、結局男は体目的でしかなく、彼女側は真剣な恋のつもりだったのに、

結局男は体目当てでしかなかったんだ。

ぶっちゃけ女側には救いも何もない遊ばれて終わった悲しい恋のお話だ。

 

こう書いてみるとライブで女が「セックスしよう!」って叫んでる光景かなりやばくないか?笑

完全に遊ばれてる女の曲で女からしたらこんな男クズとしか思えないだろうに、

音楽にのせればこんな気分良く叫んでしまう。

 

そりゃあ尾崎さんからしても「ファンに育ててもらった曲」って言うわな。

だって本来炎上するレベルで罵倒されてもおかしくないような歌詞で大盛り上がり。

尾崎さんからしたらなんで嬉しそうに歌ってるの?って感じだろう。

 

おそらく深い意味というよりは、言葉の繋ぎ合わせでできた曲のような気がする。

ひでぇ歌詞だなと思いながらそれでも僕は『HE IS MINE』大好きです。

 

そのうち対になる曲でもある「she is fine」に関しても書いてみたいと思う。

それでは。

 

※追記

最近この記事のアクセスがやたら増えてます。見てくれてありがとう!

他にもおすすめ記事あるから是非読んで見てください!

 

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