根拠のない自信だけで生きてきた

ふざけた事を真面目に考察するネタブログです

下ネタとの上手な付き合い方

セクハラが世間でやたらと騒がれている昨今。我ら下ネタラバーとしてはどう下ネタと付き合っていくべきなのか考える必要があるんじゃないですか?どうですか下ネタラバー諸君。このままでは我らの愛する下ネタが自由に使えなくなる世の中が来てしまうかもしれない。PTAに下ネタが潰されるかもしれない。いいんですか?どうですか下ネタラバー諸君。特に僕は女の子の前で下ネタを話すのが大好きなんです。大好き。アウトとセーフのギリギリを攻めたい。完全にアウトの人の思考。でも実際ちゃんと面白い下ネタなら女子の方がウケが良い気がする。

 

やっぱりしっかりと考えて行く必要があると思うんですよ。下ネタとの付き合い方ってものを。そうやって初めて、快適な下ネタライフが送れるんじゃないでしょうかどうでしょうか?

 

さて、ここで一つ注意喚起。ここから先はキツめの下ネタが多数登場します。引き返すなら今の内です。僕もちょっと嫌悪感のある表現すらある無法地帯。

 

 

良いですか?

 

 

大丈夫ですか?

 

 

OK!行こうぜ!ピリオドの向こうへ!!

 

 

 

 

 

現在下ネタとセクハラには明確なボーダーラインはない。

有名な人なんかだと下ネタで大炎上して一生を棒にふることがあるかもしれない。下ネタが原因で家から出られないなんてことになったら、あなた一族に顔向けできますか?僕ならむしろ誇りに思う。

 

先日このブログで女性の下ネタは最強って話を書いたんですが、そもそも下ネタって最強だと思うんですよ。他の笑いと違って誰にでもわかる。うんこやセックスの話なんかその最たるもの。世界中の人間全員が毎日のようにしている行為。むしろ動物もしてる。虫もしてる。つまりその気になれば虫にだってウケることできるということだ。この前カブトムシにちんぽこ突っ込もうとしたら角が尿道に突き刺さって精子が出るどころか生死の境を彷徨っちまってさ〜つって。ヘラクレスオオカブトに大ウケ。お前のカブトが割れなくて良かったなwwwカブトムシだけにwwつって。

 

万人にウケる。宗教的な禁忌とかは知らん。僕は可愛い女だってなんだかんだ言って下ネタは好きだと思っていたんですよ。嫌なのは嫌いなやつに言われた場合。イケメンかそういうキャラのやつならオールOKだと思っていたんですよ。つい最近までは。

 

 

それがね、それがだ。

 

つい最近会社にそこそこイケメンなくせに自己紹介で「下ネタが好きです」って言ってのける社員が入って来たんですよ。

ほー。イケメンなのに話せるクチか。いいじゃんアタイが相手になってやろうじゃん。そう思ってこの前飲みに行った。最初はたわいもない下ネタで盛り上がっていた。どんな対位が好きだとか。おっぱいがどうとか。そんな中、彼は言った。

 

イケメン「俺彼女の顔にブッカケて精子塗りたくるのが大好きなんですよ〜。髪まで全部ベトベトにして、喜んでくれたらなお良しwwギンギンにボッキww今度精子風呂に入れてやりたくて今3ヶ月ぐらいペットボトルに精子貯めてますww昨日で500ml2本目に突入しましたww頭から垂らしてやりて〜!!」

 

 

 

は…?…ダメだろ。

イケメンならOKなライン大幅に超えてるだろ。僕もね。変態紳士として、マンコやチンコとか、クンニとかブッカケとか。直接的なことを言われたところで微動だにしません。むしろ攻めてくるじゃん!と思って嬉しくなっちゃう。

 

それがだ。初めてセクハラされた女の子の気持ちがわかりました。不快感がすげえ。面白いというか単純に気持ちが悪い。話から生臭い匂いがして来そう。嫌がってる女の子ってこんな気持ちだったんですか?それなら本当にごめん。

 

僕にもアウトのラインあったんですね。それは話しちゃいけない類のやつだろと。彼女が喜んでるなら良いけど二人だけの秘密にしとけ。下ネタ好きと言っておきながら流石に僕も「やめろ!!」と叫んでしまいましたよはい。周りの人にはジョニーさんが下ネタ止めることあるんだ。とびっくりされましたよはい。

なんでこれはダメなのか?セクハラのボーダーラインの答えがそこにある気がします。

 

 

 

下ネタは何がOKで何がアウトなのか?

 

例えば、僕が思う最強の下ネタライター、オモコロライター永田さんの名文を紹介しよう。

この文章は永田のお悩み相談室というコーナーでの、世界一周中の女性ライターがうんこを漏らしたことを旅ブログに書くべきかどうか?という質問の答えである。

 

このウンコ漏らしをブログに書くにあたっての最高の方法は2種類あると思います。

まず1つ目はさらっと書く方法。どうでもいいことを書くテンションで、「空港でウンコ漏らして、それからショッピング♪」とか書く。お茶漬け感覚でさらさら~っと。

そしたらみんな「あれ?」ってなる。そっかぁ~、世界一周ってこれが普通なんだ~、ってなるから。カッケーっす! ってなるからさ。これがまず1つね。

で、2つ目の方法はもう思いっきり振り切ること。決して後ろを振り返らずに突っ走ること。

具体的には「空港のトイレに着いたら、突然、ブレンディ! って音がしたんですよ。なにかな~? と思ったら、私のケツからボトルコーヒーみたいなウンコが出てました! ワーオ! ぺろぺろパックンちょ~~! 大漁大漁~~! お~い! カフェオレ作っからスペルマ持って来~い!! えんやぁぁぁぁ~~~、ああぁ~~、まるっ!」

これ。これです。

これを書いて即閉鎖してください。世界一周も中断。帰国して引きこもり続けてください。それが正解です。

 

 天才のやつ。ここまでいけばどんな汚いおっさんが言っても不快感がない。清々しさすら感じる。うんこの先に青空を感じる。好きになっちゃう。これで笑える人TwitterのDMからメッセください。飲みに行きましょう。

これをセクハラ!って言う人いないでしょ。いるの?いるとしてもそいつの存在は俺が認めない。永田さんの下ネタを潰そうとするなら俺が許さん。

 

何が違うんですかね?

ここで一つ思ったのは、イケメンのやつは他にも色々エピソードはあるんだけど、女性の下ネタは最強でも書いたことと同じで、ネタじゃないんだよね。出来事。面白いこと一つも入ってない。お前のセックス事情に一ミリも興味がない。面白い話をしてくれと。

 

面白くないシモの話とか本当に勘弁してくれと思うんですよ。

例えば「今日下痢でさ〜、めっちゃ水うんこでトイレ行くと同時にすげえ音で吹き出したわ〜」と言われても、まじか。大丈夫?正露丸飲みなとしか言えない。

でもそれが「今日めっちゃ下痢便でさ、めちゃくちゃ水うんこでトイレ行くと同時に吹き出してさ、全部で終わったと思ったのになんか最後だけ引っ掛かり感じて、もうちょっと踏ん張ってみたらグリンピースが一個ポンってそのまま出て来た!」って言われたら面白い。グリンピースの生存力が気になる。どんな旅をして来たのかめちゃくちゃ考えてしまう。荒波に飲まれてながらグランドラインを目指して下痢便の海を航海をして来たんだろうな。誰がゲリゲリの実だ。一番出て来ちゃいけないやつだろ。

 

すごい単純だよね。下ネタを言うなら「ネタ」にしてくれと。シャリだけで出すなと。セクハラ扱いされる人って大抵話がそもそもつまらない。下ネタで笑いを取ろうとするんじゃなくて相手の反応を楽しむだけ。ベースに笑いがない。単純に女性の性のことを聞き出そうとするなんてそりゃあ不快感しかない。例えばそれを言ったことで相手がめちゃくちゃうまく料理して大爆笑にしてくれるなら話は別だけど、だいたいふ〜んてニヤニヤするだけだろう。

 

ただね、“面白い下ネタしか言うな”ってなったらおじさん何も言えなくなっちゃうよ。それはダメだ。ウケるかウケないかなんて言って見なけりゃわからん。上司にもチャレンジしてこそダメなことがわかる。どんどんチャレンジしろって言われてるし、諦めるわけにはいかない。これからどう下ネタを向き合っていけば良いのか?僕は真剣に下ネタに向き合って行こうと思う。

 

 

 じゃあ面白い下ネタってなんですか??

さあそろそろめちゃくちゃ難しい問題に入って来た。何が面白くて何が面白くないのか?下ネタから笑いの概念に飛んで来たぞ。どこだここは。何千何万人の芸人が答えを出せなかった境地にきてしまった。僕を下ネタの村に返してくれ。オラの下ネタ村を返してくれ!

 

笑いの神ぐらいしか答え知らんだろと思うんですけどね、下ネタの何が不快で何が愉快なのかぐらいはわかると思うんですよ。体験談にしても、かのイケメンの話はクッソつまらなかったけど、面白い体験談ならあり。円光してる女がおっさんに抱かれた話は興味ないけどそのおっさんが特殊な性癖だったらちょっと聞きたい。くるぶし2時間舐められたとかだったらめっちゃ面白い。そのおっさんがなぜくるぶしがそんなに好きかって話だったらなお聞きたい。深いわけがありそう。

 

結局下ネタだろうと会話なんですよね。会話っていうのはお互いの興味から繰り広げらるわけだ。それが相手しか興味ない自分の体の話とかグイグイ聞かれたら嫌にもなる。おっさんの性事情にも誰も興味がないじゃん。

 

おっさんの一方的な興味を押し付けられるから嫌になるわけで、それが逃げ場がなかったらセクハラになるわけだ。パワハラモラハラも全部一緒。同意がない上での強要がハラスメントなわけだし。女の子側からしても、イケメンのオカズの話は興味あるだろうけど、それがブサメンだったら興味がないし不快なわけだ。イケメンのぶっかけ話が不快だったのは、誰もそこまで踏み込んだことに興味がなかったからですね。ペットボトルに貯めた精子の状態なんて想像すらしたくないもん。

 

下ネタは相手の興味のある範囲に収める。それが下ネタとの正しい付き合い方です。4000文字書いた結論がこれ。結果普通のことしか書いてないな。本日は以上。それでは。