根拠のない自信だけで生きてきた

ふざけた事を真面目に考察するネタブログです

お花見の思い出は鳥のフンと共にある

お花見で桜見てる人0人説。

 

お花見で桜見るのって場所についた瞬間に「わー!キレー!」って行った時だけじゃないですか?それ以外はずっと酒。

お花見なんて外で酒飲むためのいい訳でしかない。昔華丸大吉のどっちかが「刺身は醤油を舐めるための言い訳でしかない」って言ってて「まさにだ!」と僕は感動したんだけどお花見もそれ。もっとも酒を飲むことすら何かのいい訳でしかないのかもしれなが。

 

美しい桜の下で男は女を口説き、女は男を取り合う。おっさんは部下に武勇伝を自慢し、部下はこいつ死なねぇかなと願う。ババアは旦那の愚痴を言い、じじいは帰りに子供を轢く。

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桜が光ならその下にいる僕ら人間はいつだって影。

美しいものの下にはいつだって汚いもので溢れている。

 

桜は言い訳にぴったりなのだ。これは完全に憶測なのだが、上野公園がなぜあれほどお花見の場所として栄えたのか?立地的には新宿御苑の方が何倍もいいのに。広いとか露店が出てるとか理由はいろいろあると思うが、答えは一つ。隣が鶯谷だからです。異論は聞きません。鶯谷といえば都内随一のラブホ街。人間の欲望の街。毎日何人もの老若男女がただセックスをしにやって来る。お花見なら女を誘いやすいし、外で騒いだら疲れるし休み無くなる。そんな時にちょっと休んでく?というのに最適なのだ。

 

なら初めから鶯谷とかラブホ街でお花見しろよ。なんて声が聞こえてきそうだが全然わかってない。そんなだからお前は童貞なのだ。

必要なのは言い訳なのだ。上野でお花見があくまでメインという口実が必要なのだ。お花見が人気なのも上野公園が人気なのも全て性欲が原因です。

 

僕は埼玉のど田舎出身なのだが、初めてしたお花見は小学生ごろに近所の組合みたいな集まりでお母さんと一緒に行った小さな町の公園だった。小学生ながらくそ退屈だなと思ってコーラを飲んでいたのだがそんな時に何かが腕に当たった。よく見たらそれは鳥のフンだった。僕はそれをお母さん抱きつくふりをして擦りつけたのを今でも覚えている。今だに実家に帰るたびに母親にその話をされる。

 

先日友人をみんな誘って上野公園でお花見をしたのだが、これが最悪だった。

始発前から場所取りをして大きな桜の下をキープしたのだが、これが大間違い。

大きな桜は鳥が止まりやすいんですよ。

大量の鳥が止まる。そうなるとどうなるか?

鳥のフンの雨あられである。1分に一個落ちてくる鳥のフン見たことありますか?マジで。まじで!

お花見は木の下でやるべきじゃないなと学んだのだけど、よく考えたら1分に一個って多すぎないか?あれ鳥が人間を追い出そうとして嫌がらせしてたんじゃないかという気がしてきました。

 

男女10対10ぐらいのお花見だったんだけど何人もの女がクソまみれになってました。ウケる。女が鳥のフンを食らうたびに僕は大笑いをしていたのだけれど、そんな女にイケメンの友人が、汚れちゃったから洗いに行こうと行って消えて行きました。欲望渦巻くあの街へ。