根拠のない自信だけで生きてきた

ふざけた事を真面目に考察するネタブログです

童貞の一番の問題は自信がないこと

このブログでは童貞と書いた方が面白い気がするので全て童貞と表記するが、処女も同様である。

 

まず童貞の一番の問題点を書こう。

それは、自分に自信を持っていないことである。

 

 

僕は恋愛もセックスも、自分自身を商品として考える。

 

あなたは例えば、何かを買う際に、大したものじゃないんですが買ってください。と言われて買うだろうか?

商品の広告分に、ゴミみたいなものですが、おススメです!と書いてあったらどうだろうか?

誰も買うはずがない。なぜなら大したものじゃないからだ。

 

なら何を買うのか?

当然この商品は素晴らしいものです!

少なくともそう書いてあるものから選ぶはずだ。

 

自信がない人というのは、まさに僕はダメな商品です。そう言ってるのと同様である。だから誰も手に取ってくれない。もはやスタートラインにすら立っていないのと同様である。

 

 

こういうと、顔も普通だし金もないから自信が持てない。というようなことを言われる。

 

だが、これは大間違いである。

 

初体験に顔も金も関係ない

 

マジで。マジでマジで。

そもそも恋愛にもあまり関係ない。

 

なぜなら顔も金も一つの武器にしか過ぎないからである。総合格闘技で言ったらローキックが強いぐらい。サッカーで右ウイングが強い。ぐらいの価値しかない。

 

もちろんそれが圧倒的に強大であればそれ一つに頼りきった戦術をもあるだろう。

だが、ほとんどの人はそれほど強大な武器を持たない。他の部分で戦っている人がほとんどで、結果しっかりと童貞を卒業している。

 

武器なんてなんだっていいのだ。性格でもいいし、行動でもいいし、喋りでも趣味でもいい。なんだってあなたの魅力になり得る。

 

自分には魅力になる武器がないと思うかもしれないが、

武器のない人などこの世に存在しない。

 

極端に言えば、顔がブサイクだとしても、それすら見る人によっては魅力になる。あなたがピカソの絵の良さがわからないと言っても、それを素晴らしいと思う人もいる。

ネタにもしやすいし、顔がブサイクというだけで、親しみやすさも生まれる。

 

イメケンにこの前言われたのが、「女の子と話すだけで警戒される」「下心を疑われる」というようなことを聞いた。

 

まさにこの通りで、イケメンにはどうしても性の雰囲気が付きまとうのだ。ブサメンはそれがない。つまり気軽に会話ができるのだ。

 

それだけであなたは中盤を制したも同然。あとはあなたの棒をゴールに突き刺すだけ、あとは決定力だけだ。

 

武器はなんだっていい。あなたが1番自信を持てるものでいい。

 

重要なのはその武器に自信を持てるかどうか。

強い武器を持てばそれだけで光り輝いて、異性は勝手に寄って来ます。

 

具体的に何に自信を持てばいいのか?

自信はどうやってつければいいのか?

 

それはまた今後のブログで書いて行きます。

 

本日は以上。それでは。

このカテゴリーについて

このカテゴリーでは、童貞を滅ぼす会 会長ジョニが童貞をこの世から絶滅させるために、初体験までの道のりを書いて生く、童貞及び処女専用のブログとなっております。

 

つまり書いてある情報が有益であれば有益であるほど利用者が減るという不思議な仕組みです。

 

ヤリチンにはなりたくないけど、早く童貞を卒業したい。そんなあなたに向け、恋愛のファーストステップを配信して行きます。どうしてもモテないあなた。モテる為に何をしていいかわからないあなた。

 

まず一歩を踏み出すことで、あなたのちんぽは少しずつ前進し、あの子の穴へと進んで行きます。あなたが入るべき穴を見つける為に、是非閲覧お願いします。

 

そして卒業したら閲覧をやめることをお勧めします。

他のどうでもいいことが書いてあるカテゴリーを呼んでください。

 

今世間では「童貞は尊いもの」などというイかれた価値観が存在しており、童貞を大切にしろというような青臭いネギのような正義感が存在しております。だが童貞諸君。それがあなたの望む世界なのでしょうか?

 

童貞の望む世界はエッチなお姉さんが我先にと童貞を奪いにくる。「童貞は早く捨てたほうがいいのよ?」と奪いにくる世界じゃないのでしょうか?

 

そんな溜まりに溜まった欲求を変な方向に発散してしまわぬよう。私ジョニが、あなたのことを本当に好きで好きでしょうがない女で童貞を捨てられるよう、初体験までをナビゲートします。

 

このブログに登録して読んでいけば、きっと憧れの子もあなたのことを見直し、振り向いてくれます。あの子の穴へ、一緒に進み出しましょう。

 

 

ちなみにですが、このブログでは憧れのあの子を落とす方法ではなく、あなたを好きで好きでしょうがなくて、あなたに抱かれたいと思う女を作る方法を書いて行きます。

 

憧れのあの子を落とす方法はallaboutでも見ていてください。

まだあったの?mixiで日記を書いてみた

約10年前。SNSの先駆けともなり、一斉を風靡したmixiをあなたは覚えていますか?

 

 

考えてみるとあの当時、まだインターネット自体がそこまで主流ではなく、mixiからネットを始めた人が多かった。それもあって、まだインターネットがビジネスの場という空気がなく、今のインスタやfacebookみたいなビジネス臭がmixiにはなかった。

そのため、皆が皆、本当にありのままの日記を書いていた。

 

当時の日記を振り返ると、今ではほとんど芸能人ぐらいしか読まれないような、今日は何を食べただの。どこに行っただの。そんなどうでもいいことばかり。写真をあげる機能もあったが、その頃のデジカメなんて低画質だし、携帯(ガラケー)のカメラなんておもちゃみたいなものだった。

 

今のように、ネットの発言は不特定多数に向けたものという意識がなく、「マイミク」は本当にリアルの友達だけ。だからこそ、そこに書かれるのは普段の自分だった。

※「マイミク」…facebookの友達、twitterの相互フォローみたいなもの

 

それから2000年初頭、より洗礼されたSNSfacebookが誕生し、煩わしかった足あと機能などを嫌がった層がこぞってそちらに移行。その後もツイッターが誕生したことで、もっと気軽に投稿できると、どんどん人はmixiから離れてしまった。

 

ちょうど先日学生時代の友達飲んだ時に、mixiの話になった。僕の学生時代はまさにmixi全盛期。mixiをやっていない人の方が少ないぐらいだった。

 

mixiは足跡機能が嫌で人のページを見づらかっただの、足跡消し機能ができてから真夜中に好きな人のページをめちゃくちゃ見ただの。

そんな思い出を話した。

 

そこでふと、まだサービスはあるのか?と気になった僕は、iphoneのアプリで検索したところ、しっかり現在のスマホにも対応したmixiのアプリがあった。

そこには当時書いていたクソほどつまらない僕の映画の感想日記が大量に残っていた。

 

当時200人ほどいた僕のマイミクは、今では100人以下となっていた。

そしてログイン履歴を見ると、ほぼ全員が3日以上前。mixiでは3日以上前という表示が最大なので、ほとんどの人は数ヶ月、数年単位でログインしていないのだろう。

 

だがしかし、マイミクにも3日以内のログインが5人だけいた。更にマイミク以外のユーザーを見ると、以外とチラホラ閲覧している人は多いようだ。

 

だがこの5人も特に何か更新してる様子はない。他のユーザーを見るとほとんどの人は人に見せる日記ではなく、当時のmixiそのままに本当にその日のことを日記として書いているようだった。

 

僕は考えた。

もしかしたら今、ネタ日記を更新したら地味に注目を浴びるんじゃね??

 

それからはせっせと日記を仕込んだ。その日記はなるべくタイトルでクリックさせたい。

 

となればキャッチーなタイトルでないといけない。

 

今のmixiユーザーのニーズはわからない。ならばいつの時代でもキャッチーな話をしなければいけない。いつの時代でもキャッチーなネタとはなんだ?

答えは当然おちんちんの話である。

 

僕は先日からせっせとおちんちんの日記作成に勤しんだ。

 

そしてそれを昨日公開したのである。

 タイトルは「小さいおちんちんに自信を持つ男」。

 

公開後の足跡は3人。

うち1人だけ、当時仲良かったが卒業以来連絡をとってもいない人からコメントが来た。

 

 

 

「10年前も同じ話してた」

 

 

mixiはオワコンである。

女の子が好きだ(うんぽこ音頭は宙に舞う)

女の子が好きだ。

 
「いやいや。大体の男がそうだろう。何言ってるんだ君は」

多分そんな事を言う人の思う女の子を好き具合を軽く超越するぐらい好きだ。

もう友達も家族も兄弟も全員女の子だったらいいのにとすら思うぐらい好きだ。
と言うかもっと言うと男が苦手だ。
 
 
女の子とならいくらでも無限に話せるのに男とは全然話が続かない。
そのせいか女の子にはめちゃくちゃ社交的な人だと思われているのに、男にはクソ引きこもりだと思われている。
 
 
何ですかねこれ?
 
自分では僕が重度の女好きなだけじゃね?と思ってたのだが、別に全然好きじゃないむしろブスだと思う女とすら会話が弾む。一ミリも女として見ていない人とでも会話が進む。
 
なのにほとんどの男とは会話が弾まないのだ。
 
これ何なの?と思っていたのだが、最近になって少し答えが見えてきた。
女の子の求める会話と男の求める会話が明確に違うのだ。
 
 
男は解決で女は共感とかそう言う話ではないのだが、
女は会話を雰囲気でしている気がする。
 
 
雰囲気というのは会話の流れ?のようなものを重視していて、 具体的な話の内容というのはかなり二の次にしている気がする。
 
例えば恋愛相談にしても、「こういうことがあって辛い」というのに対して、男はどんなことがあったのか、何があったのか、なぜ辛いのか?そしてその解決策まで話を持って行くのに対し、女はこの「辛い」という部分だけに焦点を当てて、辛さを紛らわす策を練っている。
 
僕は大抵人の話に興味がないので、男特有の解決策を考える気持ちはあるのだが、聞いていないので大体最後の言葉から「辛いのか!大変だ!」となる。
 
他にも明確な例が、女は笑い話などの時に、その話が「笑い話である」という点と「笑いどころ」さえ置いておけば大体笑ってくれる。
 
でも男の場合は、その話が本当に面白い笑い話なのか?という部分を重視してつまらなければポカーンである。
 
僕はクソしょうもないノリだけの笑いが好きなので、唐突に「うんぽこどっこいしょ〜!」と叫ぶのが好きなんだが、大体の男はそれを聞いても【無】である。【無】。
僕の渾身の「うんぽこどっこいしょ〜!」は日常の空気に紛れる。
でも大体の女の子は笑ってくれる。好き。
 
 
僕の「うんぽこどっこいしょ〜!」に具体的な論理はないのだ。起承転結もない。ただ唐突に「うんぽこどっこいしょ〜!」と叫ぶのだ。それでも女の子は笑ってくれる。
「うんぽこってwwやめて〜」である。好き。
 
そこから僕は「どっこいどっこいうんぽこしょ!うんぽこうんぽこどっこいしょ!へい!」と畳み掛ける。
ちなみに「へい!」は相手を乗せるための「へい!」である。相手にもこのうんぽこ音頭を求めるのだ。
 
大体の女の子はこれでイチコロである。
「やらないわ!」と笑顔で突っ込んでくれる。好き。
 
一方男は【無】である。
 
うんぽこ音頭がBGMのように平然とPCを叩き続ける。その姿はまるでつじあやのの「風になる」を小さい音量で聞いているかのように清々しいほどの無の表情である。僕のうんぽこ音頭が日の当たる坂道を自転車で駆け上るかのごとく流れる。
 
誰にも受け止めてもらえなかった僕のうんぽこ音頭は宙を舞う。そして誰かの口から男達の体内に入り、また誰かのうんぽことして便器に排出されるのだろう。
 
女の子は「ハイ笑おう!」と明確に提示すれば、例えそれがうんぽこ音頭でも笑ってくれるのだ。だから僕は女の子が好きだ。
 
男は全員僕のうんぽこ音頭を吸って生きていけばいい。

ワンピースから見る童貞とSNS

インターネットの発展により、エロに触れる方法はとても容易になった。

 

無断転載などの問題はあるが、ほぼ無料でAVが見れる時代だ。それはとてもありがたく、素晴らしいことだと思っている。

 

だがそれに伴い、大きな問題がある。ツイッターを始めとしたSNSの発展だ。

これがとてもまずい。

 

何がまずいのかと言うと、ツイッターでは、皆が皆、本音を平気で語る。

 

2chなどの掲示板もそうであったが、アレはまだコアなオタク寄りの文化だった。

だが今、一般化したツイッターで、本音が平気で語られている。もちろんそれの倫理観など高尚な話をするつもりはない。と言うかできない。

 

では本音の何がまずいのか?それは女性が性に関する興味を大っぴらにしていることだ。

 

 

これがとてもまずい。

いい大人の僕ならば別に大したことではない。なぜなら、女性にも性欲があることも知っているからだ。

 

だが、中高生などの主に童貞諸君には非常にまずい。あなたの童貞時代を思い返して欲しい。

 

僕はマジで女性に性欲などないと思っていた。セックスは本当は嫌なんだけど、好きな相手が求めることだから許す。そーゆーものだと思っていた。

 

それが童貞であり、セックスとは、自分のことを心から好きになってくれるたった1人の運命の人を見つけることと同意。遥か高みにあるものだったのだ。

 

それが女性にも性欲があることが童貞に知れ渡ってしまったらどうだ。遥か高みにあったそれは、気づけばすぐ横にあった。その事に気付いてしまうのだ。

 

これをあなたはどう思うだろう。

良いじゃん!素敵!と思った人は何もわかってない。

あなたは童貞の何もわかっていない。

 

童貞にとってセックスとはなんだと思う?単純に気持ちいい肉体接触か?違う!!

 

童貞にとってのセックスとはロマンなのだ。

 

 

これを某人気漫画、ワンピースに例えてみよう。

ワンピースが例えば「ひとつなぎの財宝」を探す旅ではなく、童貞卒業を探す旅だったとしよう。

 

海賊たちは全員童貞だ。サンジもプレイボーイ風の見た目をしながらも童貞。「羊肉シュート!!」と敵を倒しながらも童貞だ。ゾロは「三千世界!」と敵を切り倒しながらも童貞だ。完全に中二病である。ルフィもウソップも当然童貞。

童貞を貰ってくれるたった1人の女を探すために、彼らは海に出たのだ。ナミとチョッパーはスルー。

 

当然シャンクスも童貞。片腕を失ってでも童貞卒業を目指し、白ヒゲは世界最強の童貞だ。

 

荒波に揉まれ、強敵と戦い、命からがらで童貞卒業を目指すのだ。首領クリーク戦では、ギンはサンジに飯をもらい「面目ねぇ…!死ぬかと思った…。もう一生童貞かと思った…。」と泣くのだ。

 

アラバスタではクロコダイルとの死闘を繰り広げ、ビビは王女だがら童貞を探す旅にはついていけないと泣くのだ。

 

 

だが…この世界にツイッターがあったとする。

 

皆が皆、荒波に揉まれ、強敵と戦い、命からがらで童貞卒業を目指している中、ふとツイッターを開くルフィ。そこに書いてあるとは普通の女のツイート

 

「女にも普通に性欲あるよ」

 

 

 

大海賊時代の終了である。

 

 

 

ルフィはナミに「オメェも性欲あんのか?」と聞くだろう。

「あるわよそれくらい!(ドン!!!)」

 

 

 

ルフィの旅はここで終了である。

「おれは!!!弱い!!!(ドン!!!)」どころの話ではない。

エースが死ぬ以上の衝撃である。

 

なぜなら、辛く悲しい思いをしなくても、割と簡単にセックスにありつけることに気付いてしまうからだ。その辺の女と適当に仲良くなって、適当に酒を飲んでいればワンチャンセックスにありつけることを知ってしまうからだ。なんならお金を払えば誰でもできることに気付いてしまうのだ。

海軍に追われることもなく、数億円の懸賞金を掛けられてまで戦っていたのは、全て童貞卒業のためだったのに…。

ひとつなぎの財宝は…すぐそばにあったのか…。

 

 

童貞に女性が性欲をオープンに語るのはこれほど大きな意味があるのだ。

 

ツイッターの一般化と女性のオープンな性の話により、童貞はセックスがそれほど難しくないことに気付いてしまうのだ。童貞にとって、今まで遥か高みにあったものだ。

それが意外と身近にある。

 

それは童貞を卒業をして、それなりに経験して初めて知ることだ。

それを知らないからこそ、童貞にとって、セックスはロマンだったのだ。

 

スケべ女は大好きだ。だが…童貞ロマンだけは奪わないでほしい。

以上です。

エロ本とプライド

うちの父のエロに対する価値観はおかしい。

 

小学生の頃、両親の寝室の本棚にはロリ物のSMエロ漫画という普通なら見られたら人生終わりレベルの物が並んでいた。ロリ幼女の乳首にでかいピアスが付いてたのを覚えている。その頃は本気で親父頭おかしいと思っていた。

 

だが、とある事がきっかけでその意識が変わった。

 

 

中学時代、僕も人並み程度にエロに興味があり、エロ本をいくつか所有していた。

 

もちろん中学時代で実家暮らしだ。その頃は当然僕もエロ本は隠そうという当然の意識を持っていた。だが僕は兄貴と2人部屋で、隠せるスペースといえば勉強机とベッドぐらいだった。

 

しかもその頃は母親が部屋の掃除をしており、ベッドの下など定番の隠し場所はあまりにも危うかった。

そのため僕は考えに考え、勉強机の1番下の引き出しの裏に隠した。

 

だがエロに対する好奇心の塊だった中学時代。エロ本は日に日に増えていき、次第に入りきらなくなった。

 

どうしても既存のエロ本を捨てるという選択肢はできず、入りきらなかったエロ本はベッドとマットレスの間に隠した。

 

これが間違いだった。

すぐに母親が部屋の掃除をした時に見つかってしまったようだ。

 

「ようだ」と言うのは、実際に母親が見つけたところを見ていたわけではなく、隠しておいたはずのエロ本が机の上に堂々と置いてあったのだ。

 

うわーー!!と思った。

 

流石に油断したと。中学時代なんてみんなエロに興味津々でも、カッコつけたい世代であり、エロに興味なんてありませんと思われていたかったのだ。

 

母親は何も言わなかった。僕はその日は恥ずかしさに母親の顔が見れなかった。

 

ここまでは普通だ。大抵の人ならば一度は経験する事だろう。

 

 

問題はここからだ。

 

見つかったエロ本をどうするのか?

 

机の上に堂々と置かれたエロ本。これをどうするか。普通の人はもう一度隠すのだろう。

 

だが僕にはそれができなかった。

 

なぜならそれは母親に対する恥を認めたようなものだ。エロ本を恥ずかしいものだと思っている。「見つかってめちゃくちゃ恥ずかしいです」と言っているのと同じだからだ。(まぁもともと隠していたんだから恥ずかしいに決まっているんだが。)

 

だがそれ認めたくなかったのだ。

見つかって恥ずかしがっているけど平静を装っているということを絶対に母親に悟られたくなかったのだ。なぜならそれは母親に弱みを握られることであり、今後大人になってからも親戚一同の前で笑い話にされるだろう。今後のこの家庭で、僕が笑い者になるのが確定してしまうのだ。

それだけは避けなければいけない。

 

だがもうすでにエロ本は見つかってしまった。

「ジョニは昔エロ本をベットとマットレスの間に隠しててさ〜!おっかし〜!」みたいな。もうすでに母親の中ではこんな感じのエピソードが組み立てられているのだろう。

大人になってからもこんな話をされたらたまったもんじゃない。

 

 

考えに考えた僕は、

 

別に恥ずかしいことなど何もないけど?え?何かありましたか?

 そういうスタンスを取ることにした。

 

僕がとった行動は、そのエロ本をあえて隠さないということだった。

兄と2人部屋の勉強机に、まだ小学生の妹も両親も入ってくる部屋の勉強机に、僕は堂々とエロ本を置きっぱなしにしたのだ。母親が置いたそのままに。

 

なぜならそうすることで、

僕にとってエロなんて当たり前のことで、別に恥ずかしいことでもなんでもない。という体を作ったのだ。

むしろ男たるものエロ本ぐらい机に堂々と置くし?みたいな体を作ったのだ。

 

それからしばらくは机で勉強をするときもエロ本を脇におき、漫画を読むにもエロ本が目の前にある状態だった。

 

1週間ほど経った後、エロ本は机の上から消えた。元のベッドとマットレスの間に隠されていた。

 

僕が隠したのではない。母親が元に戻したのだ。

 

 

 

勝った

 

 

 

僕のプライドが母親に勝ったのだ。

母親に負けたくない。そのプライドだけで、僕は自分の羞恥心に勝ち、母親に勝ったのだ。

 

だが話はここでは終わらない。

 

改めて隠され、そしてそのままそこに隠しておいては結局本末転倒。僕が恥を隠しているということになってしまう。

 

だから僕は、

エロ本を再度取り出し、自ら堂々と机の上に置いた。

それからは買うエロ本も全て漫画本を並べられた本棚に、平然と並べた。

 

 

完全勝利である。

そうして僕はエロを隠すものではなく、堂々と見せびらかすものにしたのだ。

 

 

こうして僕は父親と同じことをした。

 

と言ってもガチでエグいエロ本だけはしっかり隠していたので、ロリ物のSMエロ漫画を堂々と並べた父親の気持ちだけは理解できませんでした。

 

 

 

我が家の下ネタおすすめ記事

  

jo-nny.hatenablog.com

 

www.shortnote.jp

 

余談だが、先日実家で親戚の集まりがあった際、母親は嬉々として

「昔ジョニはエロ本をベッドに隠していて、見つけて机に置いといたらそのまま置きっ放しにしてたの!見つかったのが悔しかったんだろうね〜!おっかし〜!」

と話していた。完全敗北である。

 

 

拝啓。「注射が好き」と言っていた松沢君。お元気ですか。

小学生の頃、友人の松沢君は予防接種の度にみんなが怖がる中、

 

「俺注射好きなんだよね。」

 

と言っていた。おそらく貴方の周りにもこういう人はいたんではないだろうか。なんなんでしょうかね、アレ。もしかしたら松沢君はガチホモで、AVでよく言うぶっといお注射の話をしていたのかもしれないが、それを語り出すと色々今までの思い出が汚れてくるのでここでは普通の予防接種の話とさせてもらう。

 

 

あの頃は松沢君すげー!と思い、こんなに嫌な痛みが好きな人もいるもんなんだな。と思い、僕も「べ…別に注射怖くないし!」とビビり丸出しで言った。

 

大人になってわかったが、松沢君のアレは強がりだったんだな。と20年ほど前のことようやく気づいた。

 

小学生なんてのはベクトルの間違ったカッコつけで生きているようなもので、僕もちょっとした擦り傷で大げさに包帯を巻き、黒龍を左腕に住まわせている演出はしたものだが、幾ら何でも注射が好きと言うのはインパクトが強すぎてずるいだろう。

 

人間の言葉というのは文字通りの意味と違う意味を持つ場合が多い。

 

「その日予定あります」は「行きたくありません」という意味だし

「今充電切れてて…」は「あなたとLINE交換はしたくありません」という意味だ。

今まで何度も間違えました。でもワンチャンあると思って今後も充電器を貸した上で連絡先交換しますのでどうぞよろしくお願いします。

 

あの日の「俺注射好きなんだよね。」の本来の意味は、「注射怖がってるお前らと俺は違うぞ」という意味だ。

 

松沢君が喧嘩している姿は見たことがないが、その一件があってから周りからの評価はあいつはヤバイということに変わり、漫画でよくいる殴られれば殴られるほど気持ち良くなってくるタイプのような扱いになっていた。

 

アレは松沢君が望んだものだったのだろうか。

 

心理学的には人間は人に見られたい自分を演じる性質があるらしい。

松沢君はきっと単純に【強い男】という肩書を手に入れるために注射が痛くない自分を演じていたんだろう。だが現実はそううまくはいかず、ドM体質の変態に変わってしまっていた。

 

 

余談だが僕は30になる今でも注射が怖い。だが、健康診断の注射は好きだ。なぜなら健康診断を専門にやっているところは、結構若いお姉さんがスタッフで働いており、綺麗なお姉さんに注射をされることがよくあるのだ。

 

そして僕は注射をされる時に、はっきりと自信を持って「僕注射怖いんですよね!」とお姉さんに伝えることにしている。

 

するとどうだろう。お姉さんは途端に子供を見るような目で僕に接してくれる。

「痛くないですからね〜」「すぐ終わりますからね〜」

と母性丸出し、もはやお母さんさながらに優しくしてくれるのだ。これがたまらない。

 

時には

「もうちょっとだけ我慢してね!すぐ痛くなくなっちゃうから!もうちょっとだけ頑張ってね〜」

と敬語すらやめて僕を励ましてくれるのだ。

 

30歳の男だ。厳しい現実に追われ、仕事に追われ、毎日何かに責められながら生きている30歳の男を、日常で僕を甘やかしてくれる人などいないのだ。

そんな中、健康診断のお姉さんだけは、僕を小学生のように甘やかしてくれる。それはもはや赤ちゃんプレイのようなもの。僕は健康診断という大義名分のもとに、会社のお金で赤ちゃんプレイを楽しんでいるのだ。これなんの話だ?

 

「注射が好き」と言っていた松沢君だが、2年程前にシャブ中で捕まった。噂だが家には注射器などが散乱していたらしい。

 

あれ…?強がりじゃなかったんだ…。